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  1. 島田市議会 2018-10-25
    平成30年10月25日経済建設常任委員会−10月25日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成30年10月25日経済建設常任委員会−10月25日-01号平成30年10月25日経済建設常任委員会  経済建設常任委員会                              平成30年10月25日(木)                              第 1 委 員 会 室 1.政策課題の調査・研究 2.所管課からの報告  〔危機管理部〕   ○危機管理課  〔産業観光部〕   ○農林課   ○商工課   ○観光課  〔都市基盤部〕   ○都市政策課
      ○建築住宅課   ○下水道課 3.その他 出席委員(6人)  委員長   横田川 真 人       副委員長  杉 野 直 樹  委  員  横 山 香 理       委  員  大 石 節 雄  委  員  八 木 伸 雄       委  員  平 松 吉 祝 欠席委員(なし) 説明のために出席した者  危機管理部長                    眞 部 和 徳  危機管理課長                    天 野 裕 継  産業観光部長                    谷 河 範 夫  農林課長                      堀 井 直 樹  商工課長                      菊 池 智 博  内陸フロンティア推進課長              田 中 義 臣  観光課長                      佐 藤   修  都市基盤部長                    三 浦 洋 市  都市政策課長                    大 畑 和 弘  すぐやる課長                    田 崎 武 明  建設課長                      菅 沼 克 章  建築住宅課長                    秋 山 尚 弘  水道課長                      杉 本 隆 良  下水道課長                     大 石 智 浩  農業委員会事務局長                 鈴 木 高 雄 職務のために出席した事務局職員  議会事務局長                    鈴 木 正 敏  事務局担当書記                   岡 田 ちな美                                開会 午前9時27分 ○委員長(横田川真人) それでは、ただいまから経済建設常任委員会を開会します。  本日の委員会は、お手元に配付してありますレジュメにより進めていきますので、よろしくお願いいたします。  なお、11月定例会の議案にかかわる報告が所管課からあると思いますが、その議案にかかわる質疑につきましては、11月定例会の開会中の常任委員会においてお願いしたいと思います。  また、3のその他における委員からの質疑等につきましては、委員会として必要と認めるものに限らせていただきますので、まず発言の趣旨を述べていただきますようお願いします。必要でないと判断したものは、後日、担当課に直接お問い合わせいただきますよう、委員の皆様の御協力をお願いします。  それでは、1の政策課題調査研究ですが、こちらは後ほど行うこととして、先に2の所管課からの報告に入ります。  最初に、危機管理部危機管理課から報告をお願いします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 危機管理課からは、5点報告をいたします。  まず1つ目ですが、お手元に配付しました台風24号に伴う停電被害への対応等についてを御説明いたします。  議員の皆様には、台風24号における被害の状況や水防体制についてというものを既に文書箱経由で御配付をさせていただいております。また、そのときに配付したものは、市のホームページでもアップしてございます。本日は、その台風24号の中でも、特に市民生活に影響が大きかった停電のことについて御報告をいたします。資料をごらんください。  まず1ページ目です。  今回の停電の概要ということで、今回の台風24号につきましては、いわゆる風台風といいますか、暴風となりました。これによって倒木あるいは飛来物の接触で断線あるいはショートにより停電が同時多発的に発生したということでございます。  停電の一番早い発生した日時でございますが、9月30日の19時24分ごろということで、場所にあってはそこに記載のとおりでございます。最後に復旧したところにつきましては、10月5日の深夜です。午前1時17分ころ、大代の安田が市内で一番最後に復旧をしたというところでございました。  停電戸数の推移でございます。停電している戸数が一番多かった時間が、10月1日の深夜2時の時点で、1万5,100戸ということでございます。これは市内の契約している戸数の約4割ということでございました。その後、徐々にではございますが、停電が解消されていったというようなことでございます。  うちのほうで中部電力株式会社といろいろ意見交換といいますか、聞き取りをさせてもらう中で、停電復旧の仕組みをそこに記載させていただきました。  普通の落雷とかの停電の場合ですと、一旦停電した後、自動再送電システムというもので、停電後大体1分後ぐらいにもう一回強制的に送電をするそうです。そこでまだつながらないところがわかるものですから、そこを特定して復旧をしていくというのが一般的な落雷とかそういったときの停電の復旧の仕組みだそうです。  今回のような台風のときにつきましては、いわゆる断線が考えられる関係で、それで感電等の事故のおそれがあるものですから、とにかく風がおさまった時点で人を投入して1本1本目視の確認をして、その後、そういった場所を復旧していくといったような作業で進めていくということでございました。そういったことで時間がかかるというようなことになろうかと思います。  次に、2つ目です。停電に伴う市民生活への影響と市の対応ということで、ここに6つ記載してございますが、それ以外にも多くの対応は当然しているわけですが、主に停電に関係することだけを抜粋してございます。  1つ目です。停電が発生したこと、あるいは停電が復旧していくことの広報を同報無線、SNS、FM島田等で広報をいたしました。  それから、一般電話が停電によって使用できなくなりました。そのことへの対応の1つとしてですが、特設公衆電話、これは伊久美小学校でございますが、特設公衆電話を設置いたしました。  それから、これも伊久美あるいは川根の地区でしたが、簡易水道の電源が落ちた関係で、タンクのほうへ水を送れなくなったということで、発電機の設置でポンプを稼働させる、あるいは給水車等を配置して供給を行うというような対応をしました。  それから、同報無線も当然停電をしているわけですが、予備のバッテリーも備えておりますが、これも時間がありますので、停電していない箇所の同報無線の子局のバッテリー予備バッテリーを外して停電しているところへ持っていくというような措置を行いました。  それから5つ目ですが、信号が停止しているところがありましたので、いわゆる安全の注意喚起を同報無線で広報をいたしました。  6つ目ですが、携帯電話の充電の関係で、充電スポットの開設ということで、川根支所や民間の事業所の御協力もいただきまして、充電スポットを開設しました。さらには、発電機の提供もいたしました。  次に、実際に同報無線による広報はどのようなことをしたかというのが3つ目でございます。ここは日と時間、それから放送内容のことを簡単に書いてございます。  当初は、台風への警戒とか、停電への備えですとか、そういったことずっと接近前まではお知らせをしました。その後、実際に台風が接近して通過していった際に、倒木への注意喚起、それから今度は停電が市内の多くのところで発生していることを踏まえまして、停電の発生と、停電の復旧の見込み等についての周知をしてまいりました。  同報無線以外には、市のホームページやSNS、FM島田の番組の中でもお知らせをしてまいりました。  次に、3ページ目でございます。  こうした長期停電を受けまして、中部電力株式会社との検証・意見交換ということで、3つほど書かせていただきましたが、中部電力株式会社島田営業所長をはじめ職員、社員が市庁のほうへも訪問いたしまして、市長と意見交換、さらには市のほうからの申し入れ等を10月18日に行っております。  それから、つい先日ですが、中部地域局管内の市町と中部電力株式会社との意見交換会ということで、そこに参加して意見交換をしてまいりました。  あとは、うちの担当の部課が、中部電力株式会社との状況の直接聴取とか、いろいろなことについての意見交換もしてございます。  こうした中で、今後の課題とか、このようなことを取り組まなければならないのではないかということで、今現在考えている点について、5番目でございます。  復旧していくまでの時間とか日数、いつ復旧するのだということへの御心配が多いかと思います。こうしたことを、もちろん中部電力株式会社が当然情報を提供することになるのですが、そこをどのように市として把握していくかということ、それをどうやって提供していくかということが今後課題になっていると感じております。  それからもう1つは、今度は電力会社としてどうやって情報提供してくれるのかというところを、中部電力株式会社のほうへも申し入れをしてございます。  それから、市の広報の仕方ということで、今回は携帯の基地局まで停電するというようなことで、本当に情報を発信する方法、あるいは情報を収集する方法が非常に難しかったです。ということで、同報無線での広報、広報車の活用、FM島田の活用というようなことを書かせてもらいましたが、いわゆるアナログな方法しか情報伝達する方法がなくなってくるというところで、今後、どのような情報の伝達の仕方があるかということは検討していかなければならないというふうに感じております。  それから4つ目です。先ほども申しましたが、いわゆる携帯も普通の電話も停電で使えなくなったということで、停電している地区からの情報の得方が非常に難しかったということでございます。  それに関連して5)番ですが、衛星携帯電話孤立予想地区のところには配備をしておりますが、そこの持っている方との、衛星携帯電話の使い方ですとか、そういったときの使うくせといいますか、そういったところのことをもう一回改めてやらなければならないというふうに感じております。  それから6つ目ですが、携帯電話充電スポットの開設と、その開設されたことの周知の仕方も課題が残ったということでございます。  7つ目ですが、これは停電を逆に防止する、要は、倒木を防止するということで、道路沿いの電線にかかってしまうような木をあらかじめ伐採するといいますか、そういったことが土地の所有者あるいは市、それから中部電力株式会社とか、NTTとか、そういった事業者が関係しますが、そういったところと連携して未然防止といったようなことが、どのようにしてやっていけるかということを検討していかなければならないというふうに感じております。  それから8つ目ですが、携帯まで落ちてしまえばしようがないのですが、音声でやる情報伝達がなかなか限界があるので、なるべくなら文字とかで伝えたいという意味では、防災メールの登録をさらに促進していく必要があるだろうというふうに感じております。  停電に対する関係につきましては以上でございます。  次からは、口頭による御報告になります。  2つ目は、消防団の再編等に伴う定数の見直しの件でございます。  現在、危機管理課では、総合計画にも記載してございますが、消防団の機能強化資機材整備にあわせ、組織再編を検討しております。本日、この場で具体的などうなるということがまだお示しできる状況ではございませんが、基本的には、現在の消防団の力を落とすことのない形で検討をしていきたいというふうに考えております。この検討の途中経過とかにつきましては、この常任委員会等で御報告をし、あわせて御検討をいただきたいと考えています。もしできることでしたら、2月議会への条令改正が上程できたらというふうに考えております。  また、この再編とか定数の見直しにあわせまして、団の機能強化の策として、機能別団員の拡充、あるいは準中型免許の取得に対する助成、これもあわせて検討をしていきたいというふうに考えております。  次に、3つ目です。3つ目は、地域防災訓練の開催についてのお知らせです。  皆様も御承知のとおり、12月の第1週の日曜日が地域防災訓練の日ということで、ことしは12月2日の日曜日に地域防災訓練ということになります。午前9時に大規模地震が発生したことを想定しまして、同報無線と緊急エリアメールを配信いたします。  実際にそれぞれの自主防災会が訓練を計画いたしますので、必ずその日のその時間にやるということではございません。委員の皆様には、それぞれの自主防災会に御確認をしていただいて、御参加いただければと思います。  なお、例年この日に災害対策本部運営訓練を実施しておりますが、今回は、過日、10月15日に災害対策本部運営訓練を実施しましたので、それをもってかえるということで、この12月2日には実施いたしません。  先ほども申しましたが、緊急エリアメールが入ります、携帯が一斉に鳴ります。もしその当日、鳴ると不都合だという方は、あらかじめ鳴らないような設定をお願いしたいと思います。  次に、4点目です。イベントお知らせになります。  11月3日の土曜日の午前9時からですが、ローズアリーナで「防災チャレンジ大運動会」を開催いたします。これは今回で3回目の開催となります。市内の小学生を募集して、楽しみながら土のうをつくってみたり、要救助者に見立てた人形を搬送したりとかということで、防災に興味を持ってもらえるような、そのような楽しんでやるというような訓練を計画しております。  当日は、消防局のほうから、ブロアー車、風を吹かせる車とか、はしご車も展示をして、いわゆる体験もしてもらうような企画もしてございます。  次に、5点目です。5点目もイベントお知らせとなります。  11月10・11日で産業まつりが開催されますが、その中の1日、10日の土曜日に、防災フェアを開催いたします。これも例年開催させていただいておりますが、場所は本通り三丁目の静岡銀行さんの前ぐらいになりますが、そこで開催いたします。今回も市内の小学生や中学生がつくった防災標語のコンテストもその中で行いますので、もしお時間がありましたら、御来場いただいて、投票をしていただければと思います。  以上、危機管理課から、5点御報告をいたしました。 ○委員長(横田川真人) 危機管理課からの報告が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  八木委員。 ◆委員(八木伸雄) 質疑というか、少し意見ですけれども、最初に、この台風で、皆さんからいろいろな声をいただいているので、まず私見を交えずに、聞いたことだけをお伝えしたい思います。  地元の祭りでは、防災会長町内会長の代理で出席していて、防災訓練の際に、3日間はそれぞれ各個人で生活できる対応をお願いしたいということを言ったのですが、今回、4日以上になってしまって、そのときの挨拶がまずかったかなというふうに、これからは7日にしてくれと、自分で1週間は停電とかさまざまなものに耐えられるようにしてほしいというふうにこれからは訂正していきたいということを言っていました。  それから、同報無線ですが、相変わらず、前々から何を言っているかわからないと、聞こえないという声は聞いていたので、それは市長に言って確認してくれと言っていますが、恐らく予算の関係で、恐らく全く対応していないのだろうと思いますけれども、今回もそういうことですから、通常の同報無線であればいいわけですけれども、重要なことも聞きとれなかったということです。  それから、聞きとれるところの方の話ですと、停電の状況、ストレスもたまっているので聞きたいのですが、ほとんどそういうことに対する同報無線からの放送がなかったと、あったのかもしれませんが、回数が少なかったのではないかと思いますが、これは前回の台風のときでもそう言ったのに、今回も全く変わらなかったということをぜひ言ってほしいということです。  それから、情報確認をしたいということでFMのラジオにスイッチを入れても、いつも音楽が流れていて、台風の情報が入ってこなかったということだそうです。これは初倉の方で電話でいただいた方なのでよくわからなかったのですが、恐らく昼間は仕事へ出られているのではないかと思うのですが、停電の復旧のことを役所へ電話しても、守衛だけで、危機管理課はいないということで、おかしいではないかというクレームを言ったところ、そういうことを何人の方にも言われている、ぜひおたくから危機管理課のほうへ伝えてほしいということを守衛さんが言っていたということで、これは私に言ってきたものですから、客観的におつなぎだけします。
     それから、これは伊久美ですけれども、危機管理課の存在意義は何だろうかということで、非常にがっかりしたと、信用できないような状態だということを、これは伊久美の方ですけれども、まさにそのような話をされていました。  それから、これはあとは私のほうですけれども、まず、質問にもなろうかと思いますが、停電は、前の台風のほうがもっとひどかったです。木がどんどん倒れて、うちの山も木が倒れて電線を引っかけていて、ですから、私は午前6時に起きて車で回ったところ、それほど大したことはないので、これは多少は木は倒れているけれども、いいだろうと思って食事をしていたら、山のほうから、みんな通れないで歩いているから何とかしてやってくれということで、慌ててヘルメットをかぶって出かけていったのですけれども、午前6時にその情報を役所へ伝えてあるけれども、県道ですけれども役所も来ないということで、電話線でしたので、電線ではなかったので、これは電話線だから大丈夫だろう、つり上げてくれと言って上げてもらって、自分だけ通らせてもらって、軽トラックだけ通れる範囲で木を切って、役所へ行って、県土木へ先に行って、すぐ現地へ行ってくれと。役所のほうへ行ったら、もう水防は解散したということでした。現場を把握しているのかと言ったら、していない、5分で行くのだから現場を見てくれと。戻りましたけれども、土建屋さんが来ていましたけれども、土砂はとりましたけれども、線のところはできないと。木を切ったりできないと。これは線を傷める関係があって、責任をとれないからできないということで、やらないということで、結局、地元の人が家へ帰って、ダンプに自分のユンボを積んできて、みんなで木を切って、線をつり上げて通れるようにしたと。復旧したのは地元の人がしましたけれども、地元は線が傷んだら、いいよ、私が言うからということですが、これは市役所か、恐らく電話線の業者もあちこちですから来られなかったんだろうと思いますが、役所の職員が立ち会って、もう工事の業者は来ているのですから、私、工事の業者に文句を言ったら、午前6時に言ってあると。でも、来ない。午前8時を過ぎていましたから。そういうことがあって、そのときの職員もすぐ現地へ行ってくれ、恐らく行っていないでしょう。全くそういう危機意識といいますか、何のための水防かという意識にがっくりして、本当にがっかりしたというのが本音です。  それから、同時に、そこの場に雲見の集落が来ていなかったのです。誰もいない、ほかの集落はみんな仕事ですから、来ていますから、私は雲見が一番心配だったので、情報が入らないです。私は、一旦外へ出てしまっていますから、今度は戻れないです。皆さんが木を切ったり、電話線をやっている作業中ですから、雲見が来ていないから、雲見はどうなっているかと言ったら、いないねというところで、役所へ電話しても雲見の状況はわかっていないです。私は、もう土砂災害で下敷きになって、人が助かる命が助からない状況になっていると、それだけだったのです。別に道路が崩れようが、木が倒れようが、そのようなことは問題ではない。命が別状がないかどうかということを確認したかったのです。その時点で私は確認できなくて、そうしたら、切山も交通どめだと。支所のほうに、切山と雲見がどうなっているか確認してくださいと言ったけれども、恐らく確認していないでしょう。するわけないです。  それから、私がしようがないから、雲見の方が勤めている会社へ電話して「どうなっているか」と聞いたら、そうしたら、本人もそこまで来て、当時、携帯電話の電源が少しバッテリーが残っていたのです。アンテナが。携帯電話から、きょうは通行どめで行けないから欠席するということがわかったので、雲見も通れているなという確認をそのときに私は、午前8時40分くらいか、45分くらいのときに確認して、自分の地区では人的被害はないということを確認したのですが。  まず1点、市民に人的被害がないという確認をしたのはいつなのか、あるいは確認しないけれども、そういう報告がないからなかったのだと、これが1点です。交通どめとかより、人的被害が全て、下敷きになっているとか、家が土砂崩れで埋まっているとかということがないのを確認したのはいつかという。結局、情報がないからそういう被害はないだろうというのは、今回は情報は、現場のほうからは連絡はとれなかったのですから、その確認と、それから、私が30日の日に笹間、その前の大雨で被害になっているので、見に行きました。そうしたら、それほど雨は、もう午後5時ごろだったですけれども、見に行って、途中、笹間ダムも見て、ダムは全部水を抜いてありました。塩郷からも入っていないから、空っぽにして待機していましたけれども、通行どめの状況をしなければいけないかと思って。  というのは、アスファルトは大丈夫でも、川が洗掘されると、下の土砂がさらわれると、夜になると、アスファルトだけで通る可能性があるので、それを見たくて行ったのですけれども、幸い、まだその時点では大雨が降っていなくて、途中、二俣で市の職員もいるので、これ、気をつけて確認して、通行どめを場合によれば要請したほうがいいですよということを言ってきたのですけれども、そうしたら、もっと手前が崩れて通行どめになりましたけれども。そういうチェックとかをしているのかどうかということです。事前の台風が来る、中部電力株式会社は水を抜いて対応していたようですけれども、その辺の確認をしたいです。  それから、衛星電話は話にありました。私もほとんど衛星電話は使わないだろうと思いますが、一応、念のために衛星電話によって孤立したところからの情報があったのか、なかったのか、あるいは逆に、市からは呼びかけをしたのか、しないのか、その辺の確認です。  それから、電気が落ちたのが、午後9時45分ですか、それまで、私、ずっと寝ないで、これは今からだからということで、寝てはまずいぞと、家族みんな起きて、家族は女房しかいませんけれども、あとは、ばあさんもいつでも避難できるようにしていますけれども、ずっと見ていて、その都度、30分ごとに役所に電話をしていたのです。「被害はないですか」と言ったら、「ないです」と言うので、そうか、それではと言っていたら、停電してすぐ電話したのです。もう電話は、普通電話は使えませんが、うちはデジタルのものを使っているので、聞きとりにくいですが、うちの場合は普通電話を使うことはできるのです。ところが、ほかができないから、もう1つの電気で通じる電話は全然使えませんでしたから、これは停電でだめだなと思って、携帯電話がまだアンテナのバッテリーが残っていたのです。停電してから五、六時間は携帯電話が使えましたので、役所へ電話したら、出ないですね。53−4580、出ない。しようがなくて、これは停電かなと思って、それで、こっちの危機管理課のほうへ聞いて、防災の電話を教えてと言ったら、93−9221だったか、53−9221だか、3921だか、そのときに聞いて、それへ電話したら出たのです。「53−4580、さっきから何回も電話しているのだけれども、守衛、寝ているのではないか」と言ったら、「いや、寝ていませんよ、ここにいますから」と言う。なぜ53−4580が使えないのかと不信でしようがないと、私。それで、防災のほうから聞いた電話は使えたのです。恐らく市民は、役所へ電話するのに、53−4580でやっていますから。だから、非常用電源で使えるようにならないのかどうか。防災の電話は鳴っているのですから、53−3921かなにかは。それで話ができているのですから。なぜ53−4580という代表の、恐らく皆さんが、被害があったり、連絡するときの使えるものが使えていなかったか。  私は、だから心配したのです。もしかしたら、携帯電話で役所へこういう状況になっているということを知らせようかというのが届いていないではないかと思って。だけど、支所のほうでは、恐らくそのような確認はしていないでしょう。  それからもう1点、これは最後ですが、伊久美の関係で、伊久美の方が、これもまだ携帯電話が入るうちに、わざわざ通行どめだから林道を回って藤枝まで出て、そこから私の携帯電話にくれて、桧峠のところの倒木と、山の家の前の崩落があって、ちょっと通れないから、すぐ対応してくれと来て、その情報を危機管理課へ入れたのです。そうしたら、待ってくれ、確認しますということで、普通、私のイメージだと、こういう黒板か何かあって、伊久美なら伊久美、山の家崩落、桧峠とか、川根がどうなっているということを書ける、電話しながらでも見られると思うのだけれども、一々担当に聞くのか、情報を全職員が共有していなくて、しなければできないような状況で、危機管理課は対応しているのかということで、非常にがっかりしました。すぐ電話したら、あそこはもう既に情報が入っていて、こういう対応をしていますという答えをいただけるものと思って、時間的に、それが調べないとその情報が入っているかどうかもわからないようなあれだったので、私はとにかく今のことは伝えるだけ伝えます、そちらで確認してくださいと、私、携帯電話の電源がなくなってしまうと、まだまだ今、携帯電話を使いたいときがあるので切りますからと言って切って、言うだけ言ったのですが、非常にそういう意味で、前にも言ったのですけれども、机上でやることはともかく、このような小さな、西日本とか北海道から言えば小さいです。でも、すごい教訓はあったと思うので、私は、北海道にしても、西日本にしても、現地へ行けば必ず教訓はあるので、そういう現場の声をやはり反映していかなければいけないというふうに思いました。  FMの件も、音楽ばかり流していたといいますけれども、この前、議会で、ついどなたか、誰か言ったばかりですね。もっとFMを活用したほうがいいと。だけど、その必要はないのだというような言い方をされていましたけれども、果たしてどうかなというふうに、今回は停電ですからいいようなものの、これ、人的被害ですとか、緊急を要する、救える命も救えない状況があるのではないかと私はすごいそういうことを感じたものですから、情報収集がなければ対応はできないので、そこが一番大事なものができていなかったという気がするので、ぜひ今後、対応してほしい。  それから、極端なことを言えば、車で行けば10分で確認できますから、本当に通行どめか、集落が安全かどうか、それすら、電話とか何かない限り、向こうから情報が来ないからではなくて、そういう危険があるとなったら、危険の箇所を市の職員も午前8時半になったら全員が来ているのですから、それでもそういう確認はできないのですから、私は本当に家の下敷きになっている人がいなくてよかったというふうにつくづく思っていますけれども、今後の人的被害を防ぐための情報収集をしっかり考えて対応してほしいと思います。  以上。 ○委員長(横田川真人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) たくさんの御指摘をいただきました。済みません、メモが全部できたかわからないので、お答えできるものが漏れているかもしれませんが、よろしくお願いします。  まず、川根の地区の皆さん、あるいは伊久美もそうなのですが、いわゆる倒木の処理を地元の方が本当にたくさんやっていただいております。今回の台風を受けまして、その後、ちょうど自主防災会長・委員長会議がございました。今回の台風、あるいは21号台風も含めて、いわゆる地元の自主防災会とか、自治会でやっていただいたことはどのようなことがありましたかというようなことの調査もさせてもらいました。その中でも倒木の処理ですとか、道路をみずからあけていただくというようなことをたくさんしていただいております。本当に助かります。  人的被害のあるなしの確認ですが、これにつきましては、うちのほうで、とりあえず朝方までにたくさんのいわゆる被害の情報が入っておりましたので、倒木が多かったのですが、そちらの現場の確認とかを関係課を含めて回っていただいていたということで、1件1件の安否確認は確認できておりません。  それから、衛星携帯電話によりまして確認の電話をしたのですが、ほとんどの方が残念ながら衛星携帯電話を開設していなかったというのが現状でした。要は、つながらなかったということだったので、その辺は、今回、12月2日の地域防災訓練でも、持っている方全員が電話をするという訓練をやるということにしてございます。ちょっと心配のときは、常にそれをオープンにしてもらうといいますか、そのようなことの徹底もしたいというふうに考えております。  それから、53の幾つという番号のことについては、済みません、これ、支所のほうの川根地区の電話番号かと思います。済みません、ここのことについては、その当時の状況がわかりかねます。  それから、八木委員からも電話をいただいた伊久美の倒木の件、朝一でどうなっているのだというようなことです。山の家の倒木は既に朝の時点で把握をしてございましたので、ここは県土木事務所と中部電力株式会社が行くという段取りはその時点でできておりましたが、桧峠の状況は、現場がまだ確認できていないということで、そういう意味でわからないという、確認をしますといった意味で返事をさせてもらったと記憶しております。  あと、川根支所との連携という意味で、川根支所に、すぐやる課の職員ですとか、水道のほうの担当もいますが、人数がいかんせん本当に少なくて、この辺との連携をというのは、今回、すごく課題があったというふうに感じております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長(眞部和徳) ちょっと補足させていただきます。  非常に身につまされる御指摘をいただいて、確かにそういうこともあったのだなということを改めて認識しましたので、1つ1つ課題と受けとめて、着実に改善をしていきたいというふうに思っております。  誤解があるといけないので、こういうことですということだけはお伝えしておきたいのですが、水防体制は、いわゆる水防レベルでやっています。10月1日は、もう既に平日ですので、それ以降は通常業務として基本的には対応します。例えば、道路のことだったら、すぐやる課がやるとか、それぞれの担当課で受けてやるという仕組みになっているので、水防でずっとやっていると、職員をずっとそこで拘束してしまうことになるので、基本的には、平日の場合はそれぞれの課でやる。ただ、一定規模の人命救助が必要だとか、そういった対応が必要だというときには、災害対策室を立ち上げて危機管理課がコントロールしてやるということもあり得ます。  今回も停電については、危機管理課に対応室を設けて、そこに地図を展開して、給水が必要な場所だとか、停電の状況をそこで展開をして、水道課の動きだとか、いろいろなところの動き、中部電力株式会社とのやりとり、それから自治会長さんとのやりとり、土木事務所のやりとりは、危機管理課で一元的にやっておりました。その間の連携のやり方もこちらでコントロールをして。例えば、給水については、最悪に備えて、自衛隊に対する災害派遣の要請の打診なども行いました。そういうことになっていますということをまずお伝えしておきたい。  それから、いろいろな個別には、「危機管理課、何をやっているのだ」というふうなことは真摯に受けとめます。そういう思いをされたというのは事実ですから。ただ、台風が終わった後、笹間の自治会長さん、それから伊久美の自治会長さんからは、危機管理課はよくやってくれた、市役所はよく対応してくれたということで、お礼はいただいています。伊久美の自治会長さんからは、お土産までいただいて、「よくやってくれましたね」というふうなことは、自治会長さんからは、直接市役所に両自治会長さんともお見えになって、お礼を言っていただいている、それはお伝えしておきます。  それから、いわゆる命にかかわるところの病院の電源の確保については、そこはずっとチェックしていまして、非常用電源は確保できているということを継続しながらチェックしてやっていました。もし病院の電源が切れるようなことがあれば、中部電力株式会社の電源車が真っ先に対応するということになっているので、よほどのことがない限り、当面の病院の非常用電源、それから中部電力株式会社の非常用電源車、あと燃料が確保できれば、補給できれば電源はずっと回せるのでというふうなことは今回はしたということはお伝えしておきます。  それから、人が埋まっているかどうかの確認をどうするのだというのは、まさにこれは大事なことなのですが、道路が寸断されている、それから停電の対応、給水の対応、その他いろいろなところから、すぐやる課などもずっと動きっぱなしで、我々もその前の晩は不眠不休でずっと土曜日の後半からずっと寝ずで対応しているわけなので、その日の朝もずっと電話は鳴りっぱなしです。1日中、停電の話で。そういう中であそこに対策チームを編成して対策をやりながらやっていたということはお伝えしておきたい。  ただ、だからといって、埋まっている人がいるいないかを放っておくのか、そういうことではないのです。そこはやっぱり、当然ながら、本当にそういう事実が起こり得るのかどうかというのを我々もずっとそこはチェックしているわけなので、例えば、土砂災害警戒地域のところで土砂崩れが起きましただとか、交通量が多い、例えばコミュニティバスが埋まるなどという話は絶対可能性は出てくるので、そういうところのチェックだとか、生活道路としてよく利用しているところで土砂崩れが起きるとか、そういったところは当然チェックすることになります。そういう緊急度といいますか、重要度を常に判断をしながら対応しておりますので、全く無視して放っていたとか、そのようなことではないと。消防団からも逐一情報は送ってくれていましたので、本当に危ないなというところがあれば、消防団からの情報を受けて動くということも我々はやりますから、そういったところは御理解いただきたいと思います。  繰り返しますが、真摯に受けとめます。きちんと1つでも2つでも市民の皆様の御期待に沿えるように、また、決して命を落とすことがないような取り組みは進めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 八木委員。 ◆委員(八木伸雄) 私は、個別に1個1個確認してもらおうなどと、このようなことですから、それは終わってから、後々になってくればそういうこともわかってくるかもしれませんが、少なくとも孤立する危険性のある山間地の集落の安全がどうかということぐらいは確認してほしいです。我々も現地に行ったわけではなくて、情報としてさっき言った会社へ電話したら、休むということで、その方が通ってくるわけだから、隣近所が見えるわけですから、埋まっていれば、家が埋まっているという電話が入るので、だから、少なくとも、個々にではなくて、そういう孤立集落の安全が、まして衛星電話がつながらなかったということなら、どうなっているのかという心配をしていただきたいということで申し上げたのです。だから、情報が入っていないから大丈夫ではなくて、情報が入らないということはどうなっているかわからないので、その辺は確認する努力をされたかどうかということを聞いたのだけれども、川根の場合、恐らくされなかったと。伊久美の場合もお礼を言ったということで、恐らく桧峠とかは相当、通行が解除になるまでに3日くらいかかりましたね。そういうことのお礼をされたということで、その後の対応に対してお礼をされたと思いますが、本当に初期の早い段階でそういう人的被害がないかどうかという確認をとにかく、今後、最大限の努力をしてほしいということを申し上げただけです。  それと、中部電力株式会社ですけれども、20何年か、もう五、六年前です、風台風、今回よりもっとひどい被害、少なくとも川根地域はもっと、いろいろなところの木が倒れているのが見えましたから、今はたまたま道路の近くの線が倒れていたのが見えるだけですけれども、そうではなくて、線にかかっていない、道路にかかっていないところの木が根こそぎ二、三十本倒れているというのが随所に見られましたから、今回より相当ひどかったです。復旧は今回より1日早かったです。それはなぜか。そのときには、うちのほうは岐阜県の業者が来ていました。地図を持って。だから、中部電力株式会社も相当大変で、外部から応援を入れたのですね。今回は、被害の状況からいって、恐らく県内の業者だけでやられたと思うのですが、だけど、それを責めることはできないです。中部電力株式会社も民間の会社ですし、通常のメンテナンスをする、工事をする下請けの数しかいない。5年、10年に一遍の台風に備えて、人とか車両を置くなどということはできないですから。  ですから、今後、企業が合理化していくので、中電も、その下請けも、余計通常の業務を効率よくやるという方向へ向けていくと、車両とか人が減ってくるので、むしろ停電は長引いてもこれは仕方がないというふうな考え方でいるほうが、さっきの自主防災会長ではないけれども、停電については、3日を1週間にするという考え方でいるべきではないかと。命は1分1秒を争うことですから、そちらのほうをとにかくやってほしいということ。  それから、川根のグリンピアのあれが停電でできないということで、市のほうで、金谷のほうで受け入れたのですが、金谷のほうも、聞いたら、非常用電源ではなくて、タンクに余裕があるから受け入れたということなので、そのタンクもどれぐらい、やっぱり1週間程度は、下水処理場もそうですが、非常用電源で稼働させることができるようにするか、あるいは、できないなら、1週間程度はタンクにためておく、そういうことも考えていかないと、浄化処理場も大変なことになってしまうかなということもちょっと考えたので、今後恐らく対応されていくのだろうと思いますけれども、いろいろな教訓を、せっかくですから、この程度の災害でも、今の下水処理場とか、汚泥処理場の電源とか容量の問題でもそうですけれども、新たな課題が見つかるので、私は他のところのあれも、絶対安全なハード設備、都市基盤部がやってくれるのかもしれませんが、道路とか崩落防止の工事をやることは予算的に無理ですから、ソフト事業、職員をいろいろな災害で現地に派遣して、生の本当の課題が見つかると思うので、今回のこれもそうですけれども、ぜひ生かしてほしいと思います。 ○委員長(横田川真人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 中山間地、特に孤立集落の確認のことにつきましては、これからどのような確認の方法があるかとか、どういう役割でやるかとか、その辺について、もう1回、中で検討したいと思います。  それから、中部電力株式会社のほうの今回のいわゆる復旧に対する応援体制のことでございますが、中部電力株式会社からの報告によりますと、中部電力株式会社の従来の島田営業所の職員はもちろんですが、そこへ中部電力株式会社のほかの支店、あるいは委託の会社、あるいは他の電力、今回で言うと東京電力のほうからも応援の職員が来ておりまして、技術系と事務系合わせて350人以上の応援体制があったというふうに聞いております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 重なることはなるべく省いて言いますけれども、同じ川根に住んでいるものですから。  1つは、同報無線、これは女性がきれいな声でしゃべるものがほとんど聞こえない。それと、FMの活用といったところで、先ほど、八木委員も言われました、音楽が流れた、同報無線の内容をFMで流すことはできないかどうかということが1点質問です。  それから、電源の喪失の問題で、病院のことを言われましたが、個人で酸素吸入している方とか、そういった方は家庭用の電源も、もちろん予備がありますけれども、何回か言いましたけれども、何日につくなどという情報は当たり前で欲しいのですが、例えば、1日、2日はつきませんと、今回もここで中部電力株式会社から出ていると、人海戦術ということで、6年前のときも同じことで、人が入っていなかっただけなのです。これは当たり前でわかっているのです。西部のほうで風があって、でも、人が入れないということがわかっているならば、1日、2日は使えないのだと。そうすれば、いろいろな電気が必要であるとか、もちろん商店で皆さんも冷蔵庫を持っている方は準備ができるのです。これは今後の課題で県知事も言いましたけれども、その情報のあり方、ぜひこれは今後考えていただきたいし、さっき言ったFMというのは最大限聞こえていましたので、FMの中で同報無線の内容とか、ここに書かれている内容が常時流れているというような状況はできないかどうかということを確認させていただきい。  それから、情報の問題で、逆に言ったら、こちらから伝えることで実際に起きたことですけれども、携帯電話もつながらない、普通の固定電話もつながらない、独居老人の方が体の具合が悪くなった、連絡のしようがない、救急車を呼びたくても呼べない、たまたま近所の人がそれに気がついて、お願いをして若い人が何とか連絡方法で救急車を呼んで何とかなったという話を実際に聞きましたけれども、そういう緊急の対応についても、この情報ができないということはすごく問題なのです。これは別に山の中ではございませんけれども。  そういった意味でいくと、1つは、双方向の情報のあり方が今後の課題になると思いますので、ぜひそれは何とか検討しながら対応していかなければいけないと思っています。  それから、中部電力株式会社の情報で、これだけは腹立たしくて言いたいのが、テレビでも言っていましたけれども、ホームページを開いてみれば、そこにちゃんと答えがあります。「調査中」は何の情報でもないのです。ずっと「調査中」。その情報がないから危機管理課に、または中部電力株式会社に再々むだな電話がいくのです。だから、しっかりと情報を、先ほど、しっかりと今、こういう状況なのだ、つかないならつかないと、はっきり言って、人が来られていないなら来られていないと、「ごめんなさい」と言えばいいのです。実際、来られていなかったのですから。人が足りないから復旧できないとわかっているものですから。そういったことをちゃんと随時伝えてほしいということを強く感じました。  それから最後、先ほどの答弁の中にちょっとありましたけれども、水防のあり方を考えなければならないだろうと思っています。もちろん水防なのか、こういう災害のあり方なのですけれども、危機管理課の皆さん、本当に不眠不休で頑張っていただいた。次の日、雨も降らなくて天気がいいものですから、これ、水防は解散です。では、危機管理体制、先ほど、防災室をつくったとかということですが、八木委員も言われましたが、やっぱりこういうときは、住民、市民の生活にとってはえらい問題なのです。やはりそういうことをしっかりと把握すると、どうしても1つ欲しかったのかなと。命云々ということはもちろん大事ですが、市民生活を守る上でも、そういう情報を収集する形は残しておくべきではないかと、水防とは違って、雨はもう上がってしまっているものですから、そういう生活、ライフラインの関係のものが大きくとまった場合は、その対応も考えなければいけない、これ、逆に言ったら、地震だったら恐らくつくると思うのです。いい教訓だったと思うのですが、地震のときは、水道も道も電気も何もかもだめになりますので、そのうちの電気がなくなっただけだということなのですけれども、それでも大きな問題だったものですから、そういうことについては、ぜひ今後検討をしていきたいということ。  とにかく1点だけは、FMの活用で、FMで全ての情報を流すことはできないか、今後、検討していただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 今、大石委員御指摘のFMの関係です。今回の停電では、スマホが、携帯電話がとまったというのがすごく大きくて、お知らせする方法が同報無線かFMか、あとは広報車とか、そのぐらいしかなかったという状況ですので、FMの活用は大変大きいといいますか、特に今回のような長期停電はすごく意味があって、そこからの情報発信が必要だということは痛感しております。FMの会社ももちろんそうですし、担当している広報情報課ともその辺は24時間の放送の仕方ですとか、いろいろな放送の仕方は検討していきたい、協議していきたいと考えております。  昼間の放送、いわゆるニュース枠といいますか、ああいうところではこちらも情報を出して読み上げてもらうというようなことはさせてもらったつもりでいるのですが、1日3回ですので、特に停電されている住民の方にしてみたら、朝昼晩では、そのようなことではなくて、もっと本当に細かくリアルタイムに情報が欲しかったのだろうと思いますので、その辺の番組のつくり方も含めて、検討をしていきたいというふうに思います。  あと、復旧しないということをはっきり言ってくれたほうがいいということですが、これも中部電力株式会社とやりとりを今しているところです。中部電力株式会社のほうから、どういう情報を出してくれるかで、我々が中部電力株式会社以上の情報を持つことはできませんので、中部電力株式会社のほうでどこまで把握して、どういう情報を出してくれるかというところを我々が正確に把握するということです。  あとは、今、中部電力株式会社意見交換の中で申し入れているのは、今、ホームページで出るのが何とかの一部とか、復電するのが何とかの一部とかというふうに文字で出ています。家山の一部、きょうの夕方までに復旧するのが例えば家山の一部です。あす以降になるのも家山の一部というふうに出て、結局、どこだかわからないということがありました。もうちょっと絵で、地図みたいなものでわかりやすい方法はないのかというようなことも中部電力株式会社のほうに検討してもらうように申し入れてございます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 1点だけ。中部電力株式会社はもちろん営業だから、いつつきますというので、そういう情報を流したいと思うのですが、これ、初めてずっと同報でやると、10月3日に、最後に、倒木処理のため、きょうじゅうの復旧を目指すとか、その前も、1日は、復旧の見込みが立っていないという、これは同報無線で言ったかどうかわかりませんけれども、こういう情報が欲しいのです。見込みが立っていないということを正直に。きょうもだめなのだなと思えば、昼前にやれば準備ができる。さっきの独居老人もそうですし、商売をやっている人も、発電機なり何なり、それを処理することもできる。こういう情報は、見込みが立っていないということが入ったなら、これは市として、中部電力株式会社からの情報ではなくて、危機管理課として流せばいいのではないかと思うのです。ということを、この前も同じ話をしましたけれども。 ○委員長(横田川真人) 眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長(眞部和徳) 別に反論するわけではなくて、事実をありのまま申し上げます。ここに書いてあるのは、実際に放送した内容です。川根地区において復旧のめどが立っておりませんというふうに放送しております。一番最初に、10月1日の7時5分、復旧には相当の時間を要する見込みです。いつもの停電と違いますよと、これも放送しています。ここは、我々は中部電力株式会社と喧嘩しながらやっているのです。中部電力株式会社の情報として流しているつもりはありません。市として、こういう状況ですというのを中部電力株式会社と喧嘩しながら、「うちらはこうやって言うぞ」、「いやいや、それは待ってくれ」と、そういう本当に厳しいやりとりをした中で、皆さん方の御要望にこたえられる、今はここをこういう言い方がベストだよなと思って、言葉を選んで言っているわけです。例えば、あしたじゅう、3日中の復旧を目指してというのは、まさにそのやりとりした結果で、実際、こうやって言っても、しょっちゅう変わっていたではないですか。あしたじゅうと言って復旧しなかったり、復旧しないと言っていたら、あるところは早く復旧したり、そのようなことの繰り返しなのです。それでまた苦情の電話が来るということを我々はずっとやっていたということだけは御理解いただきたい。かといって、わかりやすく、結果的には皆さん方のお役に立たなければ意味がないわけなので、そこは努力してまいります。  それで、FM島田には、今、中部電力株式会社がこうやって言っています。「あなた方から直接FM島田に金を出して、なぜ流さないのだ。なぜ市からだけ流さないといけないのか」。あの人方は、ちょっと勘違いしていたようなのです。お金を出せばタイムリーに自分たちの情報を流せるということをわかっていなかったみたい。「いや、できるのです。そんなこと、あんた方自身が金を出してどんどん流せばいいじゃないか。我々も当然行政の立場で流すし」ということをやってくださいということは、この間、強く申し入れました。それは「わかりました」と中部電力株式会社も言っていましたので、FM島田のところは、もうちょっときめ細かに流せるようになると思います。 ○委員長(横田川真人) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 1点だけ。要は、同報無線をやっても、こういう言葉が市民に伝わっていないということです。我々のところに苦情が来るのはそういうことですから。伝わっていないというか、要は、同報無線が聞こえていないということ、把握できていないということは、これは大きな問題だなと思いました。この天気のいい時期で戸が開けられる時期であっても、これ、冬場の寒いときで、雨でも降ったら全然聞こえません。同報無線の根本的なあり方を今後研究してほしいと思いますし、個別通信はお金がかかりますけれども、これは本当に情報を正しく伝える、そのかわりFMもつくったというならば、FMの同じような活用方法とか、いろいろなことを考えなければならないだろうし、やはり情報をしっかりと伝えるということは、準備も含めて、これは今後の大きな課題だと思っている、検討していただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 八木委員。 ◆委員(八木伸雄) 私のところはしょっちゅう停電するのです。ヘビが上るとショートして停電したり、小さい木の枝で、いつかうちの柿の木の枝が枯れたのが落ちて停電して、わからなくて、うちの柿の木だったということがあって、停電するので割合なれていて、今は充電用というか、コードへ差し込んで充電していて、停電になったらコンセントを抜けば、1部屋くらいパッと明るくなるランタンがありますし、それが非常用について、あとは乾電池の性能のいいLEDのランタンがあるので、停電しても、夜、そんなに影響はないです。2日間は「ゆワイター」のお風呂で入れましたけれども、それでも今夜はいいだろうと思って3日目に来たときに、停電でしようがないので、発電機を出して、発電機を出すのも面倒くさいので、長引くということなら、もっと最初からやればあれだけれども、それで洗濯機とか、テレビとかはつきますので、発電機を家庭用でもし今後、支援していくとか、そういう地域、あるいは貸出をするとかということも必要かというふうに、そうすると、洗濯機とかお風呂、ふだんは「ゆワイター」をつけますが、3日目は曇っていたものですから、お風呂へ入らなければいけないので、しようがなくて発電機に湯沸器を接続して、灯油の湯沸器を使ってお風呂へ入ったのですけれども、テレビも見られるので、BSしか入らないですけれども、情報はBSで流していただければ入るので、そういうなれとか対応はだんだんと経験していけば、うちのほうはほとんど皆さん発電機を持って、夜はテレビを見ていますから、長引く場合は、わかればそういう対応もできるのであれですけれども。  1つだけ今の発電機でふと思ったのですが、携帯電話のアンテナを何とか発電機で情報収集、山間地だけでも、こういう平坦地はすぐ情報が入ります。どこかから何かかにかで。山間地のところは発電機でアンテナがつけば、相当情報は入る。私はわざわざ携帯電話の入るところまで出てきて役所と交信して、また戻って現場へ行ったりして、情報を伝えたいときにはアンテナの入るところまで出てこなければいけない。金谷のあたりまで。だけど、携帯電話のアンテナに充電できれば使えると思うので、四、五時間がバッテリーが切れて、四、五時間で携帯電話が入らなくなってしまったけれども、そういう携帯電話のアンテナを何とか発電機でできるような、そういう技術といいますか、対応ができていけば、相当山間地などの情報が入るので、今後の課題としてぜひ業者と検討していただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長(眞部和徳) 発電機の貸出の件はちょっと置いておいて、携帯電話の中継局の話ですね。それは実は既に携帯電話会社、NTT等と話をしました。そうしたら、こういう回答です。緊急度のあるところは、あれはほとんどのところは数時間でバッテリーが切れてしまうのです。それが今、最長72時間までやっているところが、平地部で緊急性のあるところはそういうふうにしているそうです。中山間地のところのバッテリーの容量をふやすということは、今は全く考えていないというか、そういう余力がない。今後もやることも、いつまでかはわかりませんが、当面そういう予定は全くないそうです。優先度が低いのでという、そういう言い方です。  要は、バッテリーは容量がそういう容量なので、それそのものを入れかえないとだめなのだそうです。 ◆委員(八木伸雄) 発電機で動くような……。 ◎危機管理部長(眞部和徳) そのようなものではないのだそうです。ということなので、中山間地の中継機を今おっしゃったような形で改善するというのは、ちょっと望めないというふうに今理解をしております。 ◆委員(八木伸雄) では、衛星無線の、衛星電話の交渉を進めますか。 ○委員長(横田川真人) 八木委員、発言は……。いいですか。 ◆委員(八木伸雄) はい。 ○委員長(横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 同じ項目で長かったので、私の質問は簡単です。質問させていただきます。  非常に大きな被害になって、今度は水害より風害ということであったと思いますが、島田市に投光機がありますね。あれは今回、使用しましたか。 ○委員長(横田川真人) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 台風の夜、まさに再接近しているときの使用状況については、今回は投光機を出すようなことはしておりません。 ○委員長(横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 投光機というのは、エンジンでかかるし、もし車が入らなかったら、あれをとって持ってもいけるし、真っ暗な中、やっぱりああいうものも、台風が大きなものが来るといったら、どういう台風かというので、準備はして、必要に使って、今回も停電で真っ暗い中なので、頭の中へ入れておくべきだと私は思います。  それと、今回、非常に倒木、倒れたということだけれども、たまたま夜中で人災がないということで、多くの木が倒れている。町なかもあるし、この大木は簡単に倒れたと、昼間こういうようになったら大変なことだなと、車の下へ倒れた。こういうようなことは、古い木、見て検査して、道路の横とか、かやの近くに大きな倒木があって、これが倒れたら、そういう前もって検査はできないですか。どういう問題ですか。 ○委員長(横田川真人) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 山の中の森林となるとちょっと難しいのですけれども、例えば、街路樹とかということになりますと、剪定もしておりまして、業者に委託して行っているのですけれども、そういう中で、老木というか、寿命が来ている木もあるものですから、そういう場合には、予防ということで伐採するというようなことは行っておりますし、道路パトロールなどで、そういう倒れそうな木があれば対応しているということが現状でございます。 ○委員長(横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) なぜこう言ったかというと、私の裏の学校の柳のこんなに太いのが倒れた、ダーンといったので何だと思ったら、風が強い、東西だったものでよかったのだけれども、もし風が間違えたら、うちのほうへ来て大変なことになったと思うので、私、外へ出たのだけれども、やっぱりそういうようなことも風害の今後の対策、たまたまこういうように人的ではないけれども、こういう風害へ勉強になりました。今、いろいろな委員も言ってくれたけれども、やっぱり今後どういう時代が来るか、水害になるか、風害になるか、台風がうんと時代とともに変わってきて大きい台風だということで、今、委員が多くの諸問題を言ったと思うけれども、やっぱり同報無線も前からいろいろ言っていたり、いろいろな問題が委員から出ている、お金がないで済まされないので、人的被害になる前に、こういう意見を聞いて、危機管理課は大変だけれども、対処してもらいたい。我々は市民の意見を言っている、八木委員が言っているわけではないし、市民の意見をみんな言っているので、ぜひ天災というか、そういうものなので大変だけれども、いろいろ頑張って。忙しいけれどもお願いします。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 杉野副委員長。 ○副委員長(杉野直樹) 少しだけしゃべらせてください。  災害がある可能性があるので、いろいろな災害を未然にどうやって防ぐかとか、災害が発生したときにどういう対処をするかというのは、常に危機管理というか、そのために危機管理課があると思うのですけれども、そういったことでいろいろなリスクヘッジをされて、来る災害に向けていつも準備をしているわけですが、正直、私、今回すごく感じたのは、余りにもインフラがあるのが当たり前になり過ぎてしまっていて、実際はそれがなくなることすら想定していなくて、なくなると、なくなった、なくなったというような話になってしまうので、防災というものの中に想像も絶するような災害がもし起こったときには、誰も何もできないわけですから、やっぱりそれぞれ生きる力というか、そういったものもちゃんと教育をしていかないといけないのではないかと思ったので、そういったことも違う方面で、ソフト事業になるかもしれませんけれども、考えて、それは危機管理課でやるかわからないですけれども、そういったこともやってもらいたいと思いました。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 答弁はよろしいですか。  ほかにございますか。  では、次に、産業観光部からの報告をお願いします。  初めに、農林課からお願いします。  堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 農林課からは、口頭にて2件、御報告申し上げます。  1件目は、農林課が業務上使用していましたインターネットフリーメールの不正アクセスによる個人情報の漏洩の可能性に関する対応の件、それから、台風24号の被災状況及び災害復旧に係る11月補正の予定に関する件でございます。  まず、インターネットフリーメールの件につきましては、対象個人や関係者の方々、並びに市民や議員の皆様方へ多大な御迷惑と御心配をおかけし、改めて深くお詫び申し上げます。まことに申しわけありませんでした。
     この件の発覚の経緯や内容につきましては、9月28日に公表いたしました。また、発覚後、直ちにフリーメールの使用を中止するとともに、個人情報漏洩の可能性に係る対象者及び関係者の皆様方への対応につきましては、訪問面会や通知により、お詫びと説明をいたしております。  昨日の時点で、関係者や一般の方々からのお問い合わせを248件ほどお受けいたしております。  お問い合わせの主な内容としましては、なぜこのようなことが起こったのか。自分のどのような個人情報が対象となっているのか。個人情報が漏洩した場合、どのような被害が考えられるかといったものがほとんどでございました。  こちらからは、その相手様へ、改めてお詫びと対象となっている個人情報などの説明を行い、今まで不審な通知や電話がなかったかということを確認しております。  今のところ、お問い合わせをいただいた方々からは、特に不審なことや被害に遭ったという方はいらっしゃいませんでしたが、個人情報をもとにしたダイレクトメールや特殊詐欺などが考えられることから、今後も十分に気をつけていただくとともに、何か不審なことが起こりましたら、御連絡をいただくようお願いを申し上げております。  引き続き、お問い合わせに対しましては、真摯に対応を続けてまいります。  また、今後は、このようなことを二度と起こさないよう、研修などによる個人情報の適切な管理と情報セキュリティポリシーのさらなる徹底を図りまして、再発防止に努めていくこととしております。  以上、簡単でありますが、フリーメールの件について御報告申し上げました。  次に、2点目として、9月30日から10月1日に襲来しました台風24号による農林業被害の状況と、災害復旧に係る11月補正の概要について御報告いたします。  まず、農業施設関係では、JAと被害調査を行った結果、市内20カ所のビニールハウスにおいて、ハウス自体の躯体の損壊・破損があり、被害額は約6,230万円、農作物被害につきましては、レタスやキュウリ、カキ、リンゴなどで、約3,600万円と算定しております。  これらの災害復旧支援対策につきましては、今後、国や県などから示されてくる予定でございまして、内容によっては補正予算措置も必要になってくる場合もあるかと考えております。  また、土地改良施設関係としましては、路肩崩落や倒木などの農道災害が18路線、林業施設関係では、法面崩壊や倒木などの林道災害が14路線あり、それぞれ早急な復旧作業を行っております。  なお、この中で蓬莱橋の橋脚1基が損壊したため、11月の補正予算により、災害復旧事業の実施を予定しております。被災箇所は、大井川左岸から約500メートル、90本中52番目の橋脚でございまして、大水により橋脚がさらわれ、根本から折れて倒れかかり、上部工の歩道部分が2径間、浮いているような状態になっております。  復旧工事につきましては、大井川右岸側から工事用仮設道路を設置し、大井川の流水の瀬がえを行って、作業ヤードを確保し、橋脚1基と、その上部工2径間を復旧する計画でございます。  予算額としては、一般財源で3,000万円を予定しており、国の災害査定を今後受けて、国庫補助金額確定後、2月補正にて財源内訳の組みかえを行う予定でございます。  工期としましては、河川管理者の国土交通省静岡河川事務所と施工工法協議後、許可を得まして、来年1月に着工し、4月まで、できれば年度内3月までに完成をさせたいというふうに考えております。  また、現在は、左岸入り口部分約50メートルの間の蓬莱橋の50メートルを無料で開放しておりますが、安全確認や補修作業を行った後、11月1日より、中央付近まで有料で折り返し通行できるようにする予定でございます。  以上2件、農林課から御報告申し上げました。 ○委員長(横田川真人) 次に、商工課から報告をお願いします。  菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 商工課から、「島田の逸品」の認定について報告します。資料「島田の逸品」の認定についてをごらんください。  現行15の逸品をリセットすることとし、新たに18品を選定しました。今回は、新たな取り組みとして、緑茶部門を設け、普通蒸し煎茶、深蒸し煎茶から、それぞれ1品を選び、普通部門16品、緑茶部門2品を逸品に認定しました。  7月から8月にかけ募集し、一般部門54、緑茶部門27の応募がありました。今回、一般部門については市民投票を行い、結果は選考の際の参考資料としました。1次選考を経て、10月3日に最終選考を行いました。  最終選考の委員会は、商工会議所、商工会、観光協会、島田樟誠高校、島田商業高校、アピタ島田、東海キヨスク、するが企画観光局、市等から15人を選出して、一般部門は、市の歴史文化、自然が表現されている、市の認知度を向上させることができる、現代の指向に沿ったデザインである、商品の開発や販売にストーリー性があるといった基準により審査を行いました。また、緑茶部門は、味、香り等を総合的に判断し、これこそが島田の煎茶といえる、パッケージに魅力を感じる、市の認知度を向上させることができるといった基準で審査をしました。一般部門16品のうち11品が再認定、5品が新規認定となっております。  認定品につきましては、10月31日に認定証の授与を行い公表します。その前日、30日にリーフレットができ上がりますので、議員の皆様に配付、お知らせさせていただきます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 次に、観光課から報告をお願いします。  佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 観光課から、1件御報告をさせていただきます。内容は、モンゴル国ボクシングナショナルチームの事前合宿についてでございます。お手元の資料「東京2020オリンピック競技大会に伴う「2018年モンゴル国ボクシング事前合宿」受け入れについて」をごらんいただきたいと存じます。  今回の合宿は、昨年11月の第1回目の合宿受け入れに続き、第2回目となります。合宿期間は、12月12日水曜日から12月26日水曜日までの15日間を予定しております。  合宿への参加人数でございますが、選手、スタッフを合わせまして総勢15名で、選手は全て男性を予定しているということでございます。  練習場所は、ローズアリーナのサブアリーナに、静岡県の備品であるボクシングリングを借用し設置いたします。  宿泊場所は、初日のみホテルルートイン島田駅前に宿泊し、以降は、野外活動センター「山の家」に宿泊します。  合宿期間中における市民交流としましては、昨年同様、現時点では練習を全て公開を予定しております。ぜひごらんいただきたいと存じますが、激しい練習のため、1回の練習時間が1時間30分から2時間程度になるというふうに伺っておりますので、見学時にタイミングが合わない場合は御了承いただきたいと思っております。  また、選手団が学校を訪問し、子供たちとの交流については、合宿期間が冬休みにかかることもありまして、今回は大津小学校の1校のみの予定をしております。  そのほか、モンゴル国の合宿記念として、ばらの丘公園に、市長と選手団とでオリンピックにちなんだバラの品種の苗、オリンピックファイヤーというものでございますけれども、そうした苗の記念植樹を行い、今後、ばらの丘公園を訪れる方に楽しんでいただけるようにしてまいります。  また、今回の合宿には、2017年3月8日に覚書に署名をしていただきましたモンゴル国政府のオドンバヤル氏も合宿期間前半にお越しいただけるということを伺っております。  次に、モンゴル国選手の練習相手でございますが、モンゴル国側からは、全日本トップ選手の派遣に関して強い要望がございました。そのため、静岡県ボクシング連盟の協力を仰ぎまして、日本ボクシング連盟にお願いをしたところ、理解を得ることができております。また、関東大学リーグの1部リーグに位置する大学も、日本人のトップ選手がおりますので、そうした大学からも練習に参加したいという希望をいただいておりますので、できる限り、受け入れをしてまいりたいと考えております。  皆様には、合宿の成功に向けて、引き続き、御理解と御協力をお願い申し上げます。  そして、この場をおかりしまして少しお話しさせていただきたいと思います。  ことしで第10回目を迎えます大井川マラソンinリバティにつきましては、いよいよ今週末、日曜日に迫ってまいりました。天気予報では、前日の27日の土曜日は雨マークがあるのですけれども、当日の日曜日は天候に恵まれそうな週間予報であるかと考えております。議員の皆様におかれましては、ことしもボランティアとして御協力をいただき感謝申し上げるとともに、大会の成功に向けて御協力をお願いいたします。  なお、前夜祭の開催も御案内をあらかじめさせていただいております。どうぞよろしくお願いしたいと存じます。  以上、観光課からの報告となります。 ○委員長(横田川真人) 産業観光部からの報告が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  平松委員、どうぞ。農林課も含まれています。 ◆委員(平松吉祝) 農林課のことでお聞きします。  これ、私もうちの曽根議員からちょっと見せてもらって聞いたのだけれども、これ、一般の人から何度も聞かれたけれども、私、こういうことに割合うといものだから、余り返答ができなかったのです。今度はいろいろ勉強させてもらいました。テレビでやったのもちょこっと見ただけで、我々議員には、割合情報が入ってこなかったというあれがあったので、ここでお聞きしますが、結局、事実の確認を短縮して、別に答えとか、フリーメールを使っている課の確認は農林課だけですか。 ○委員長(横田川真人) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 個人情報の漏洩の可能性があったのは農林課だけです。あと3課ほどあったということですけれども、そちらのほうは不正アクセスはなかったと聞いております。 ○委員長(横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) ほかの課では、これは使っていなかったということでいいですね。 ○委員長(横田川真人) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 農林課以外にフリーメールを使っていたのは3課あるということ……。 ◆委員(平松吉祝) 3課ある? ◎農林課長(堀井直樹) はい。 ○委員長(横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) それは農林課は、私、ちょこっと聞いたら、ほかの課もということを聞かれたので、何課と何課があるのですか。 ○委員長(横田川真人) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 一応そこの3課については、不正アクセスがなかったということで公表はしておりませんので、私からは申し上げられないような状況でございます。 ○委員長(横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 不正アクセスがないと言っても、漏洩は漏洩なので、今後、何かあるかもわからない。そういうことはあり得ないですか。それでは、それでいいです。わからないので。やっぱりフリーメールを使ったということ、これ、世界中へ行くということではないわけですか。それならいいけれども、漏洩しなければいいのだけれども。  個人情報もメールでやりとりしていたわけだよね。 ○委員長(横田川真人) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) フリーメールの操作場に、世界各国からIDとパスワードがわかればアクセスできる状況だということで、海外からも不正アクセスは受けていたという、そういった記録がございました。  済みません、後半の質問は何でしたか。 ○委員長(横田川真人) 平松委員、どうぞ。 ◆委員(平松吉祝) ほかの課は、できないと言うのならそれでいいのだけれども、後々漏洩はしないということですか。 ○委員長(横田川真人) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 済みません、個人情報につきましては、実はフリーメールを使って農林課のある情報系のパソコンから、スキャナとか、そういったものでデータをとって、それを個人ごとに使用しているパソコンのほうにデータを転送するときに、メールにファイルを添付して送るというようなことで、データを転送する手段として、そのような形で使っていたのですけれども、対外的にフリーメールで一般市民と情報をやりとりしたということではなくて、課の中で一部のパソコンから個人のパソコンへデータを、USBとか、そういう記憶媒体の手法としてメールに添付して使ったと、そういうような実態でございます。その中に個人情報が入ったデータも含まれていたというところでございます。 ○委員長(横田川真人) よろしいですか。 ◆委員(平松吉祝) まだあります。 ○委員長(横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) いろいろ付随文書に禁止されている個人情報が含まれていたらということを聞かれたのだけれども、もう起こったものはしようがないのだけれども、ただ1つ、なぜ議員全員に報告ができなかったか。 ○委員長(横田川真人) 平松委員、こちらに関しては、会派の代表に……。 ◆委員(平松吉祝) 代表者会議に、私は全員と言っている。これ、悪いね。ごめんね。 ○委員長(横田川真人) 議員に直接ということ、代表ではなくてということですね。 ◆委員(平松吉祝) わかるよ。会派代表者会議に、このように大きいことを、やっぱり全員に詳しく説明してもらいたい。なぜかというと、私はあちこちつき合いがある。行くたびにそのことを聞かれているので、得意でないので、一般市民に答えができなかった。島田市も200何件とか問い合わせがあったわけで、我々は、聞かれるのです。なぜこんなことが起こったかとか、このこと知らないのとか、細かいことを聞かれて、情報をただ紙でこういうように代表者がこうですよ、ありましたよと。何ですかと聞いたら、「俺は割合、おまえの家は百姓だろう、俺はあんなもの関係ないわい」と言う人もいるし、大事だ、これはすごいことになったというのを、ただ、今、委員長が言ったのだけれども、それは議会としておかしいです。はっきり言って。私、議会運営委員会へかけるかと思った。だけど、私はやめた。大きいことは議員に、新聞紙上に先に出てしまうので先に言ってくれるとか、これを見ると、議長までに届いたのが長い時間かかっている。報告事項だと。こんな大事なことを、私は、議員にこうなりましたがよろしくお願いしますということは、全員に言ってもらいたかった。 ○委員長(横田川真人) 谷河産業観光部長。 ◎産業観光部長(谷河範夫) この件については大変申しわけありませんでした。御迷惑をおかけしまして、大変申しわけございません。  今、平松委員が言われたことについては、当然、セキュリティーポリシーを管理しております行政経営部等で少し議会のほうと調整をさせていただいて、先ほど、委員長が言われたような形で調整をさせていただきました。  全員にもちろん説明をさせていただくというのが一番ベストだとは思いますけれども、これも議会との調整の中でそういうふうに落ち着かせていただいたものですから、大変申しわけなかったのですけれども、そのようにぜひ御理解をいただきたいと思っております。 ○委員長(横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) いいですよ。私、過去形で言っているから、今後、新聞紙上へ出す前に、議員に連絡してくれと昔から言っているわけだ。それをテレビで聞くようでは、議員がしようがないと言いたいことを、これは、こんな大きい事件を甘く見ているということをはっきり言いたい。  以上です。今後、議会運営委員会を余りないがしろにしないように、よろしくお願いします。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  次に、都市基盤部から報告をお願いします。  初めに、都市政策課からの報告をお願いします。  大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 都市政策課からは、3件の御報告を申し上げます。本件につきましては、お手元にそれぞれ資料を配付させていただきましたので、合わせてごらんいただきたいと存じます。  まず、人口減少社会におけるまちづくり講演会の開催についてでございます。  本件につきましては、議会事務局を通じ、あらかじめ平成30年9月27日付で全議員の皆様に御出席の御案内をさせていただいたところでございますが、改めて御報告申し上げます。  この講演会ですが、今後、人口が減少し、超高齢化社会がさらに進んでいく中で、都市にはどのような課題が生じ、それにはどのようなまちづくりが求められているのかについて、国の進めるコンパクト・プラス・ネットワークという施策を中心に、今後の都市計画、まちづくりについて、国土交通省の本課の高浜係長さんをお招きいたしまして御講演をいただくことといたしております。  議員の皆様におかれましては、お忙しいところ、まことに恐れ入りますが、これからの島田市のまちづくりを考える上でポイントとなる大事なお話が聞けることと思いますので、ぜひ御出席のほどをよろしくお願いいたします。  日時は、来月11月6日火曜日の午後1時から、プラザおおるりの大会議室で開催いたします。  また、お席の御用意の都合がございますので、御欠席の御連絡をお願いしております。お手数で申しわけありませんが、あす、26日金曜日までに都市政策課まで御連絡をお願いいたします。本日の会議終了後、私にお声をかけていただいても結構でございますので、よろしくお願いいたします。  次に、特別用途地区(大規模集客施設制限地区)の変更について御説明を申し上げます。お手元の資料の1の法改正の概要と書かれたところをごらんください。  最近は、ダンスが学校の授業に取り入れられるなど、ダンスに対する世の中の意識の変化を踏まえまして、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」、いわゆる風営法が平成27年6月に改正され、これまで風俗営業として同法の規制を受けていた「ダンスホール及びナイトクラブ」を風俗営業から除外する規制緩和が行われました。この改正に伴いまして、建築基準法も改正が行われまして、建築基準法上もキャバレーなどの風俗営業施設の類とされていたナイトクラブとダンスホールが、ダンスホールについては、カラオケボックスなどと同様の用途に、また、ナイトクラブは、劇場・観覧場などと同様の用途にそれぞれ加えられて、それぞれの建築規制を適用することとなりました。  次に、今回の特別用途地区の変更の理由でございますが、まず前提といたしまして、島田市におきましては、地域の特性にふさわしい土地利用の形成や周辺の環境の保全、そして中心市街地への集客誘導などを図るために、郊外にあります準工業地域を都市計画における特別用途地区として指定をいたしまして、本来は準工業地域において建築できる建物とされております劇場、映画館、観覧場、遊技場、遊技場には先ほどのカラオケボックスなどが含まれますが、こうした大規模集客施設のうちで、床面積が1万平方メートルを超えるものについては建築することができないように規制をいたしております。今回の都市計画の変更は、建築基準法の改正を受けまして、特別用途地区において建築してはならない建物として、新たに、ナイトクラブ、その他これに類する施設及びダンスホールのうち、床面積1万平方メートルを超える規模のものを立地規制の対象に加えようとするものでございます。  具体的には、資料の裏面をごらんいただきますと、変更案の中で下線が引かれた部分を加える変更でございます。
     なお、ダンスホールにつきましては、カラオケボックスなどと同様に、遊技場として含まれることになります。  次に、変更までの主なスケジュールでございますが、3の表をごらんいただきたいと思います。  ただいま説明いたしました内容につきまして、都市計画法に基づきまして、今後、変更の手続を進めてまいります。まず、都市計画変更の原案の縦覧を、あす、10月26日金曜日から11月9日まで行います。意見書の提出がございましたら、11月16日に公聴会を開催いたします。その後、県の事前協議、最終案の縦覧を行った後、2月上旬開催予定の都市計画審議会で御審議をいただき、3月下旬の告示を目指して進めていきたいと考えております。  なお、本日御説明申し上げました変更の概要とスケジュールにつきましては、広報しまだ10月号に掲載してございます。  また、本件につきましては、都市計画の変更とあわせまして、「島田市都市計画大規模集客施設制限地区の区域内における建築の制限に関する条例」の一部改正を行う必要がございます。改正案につきましては、所管課である建築住宅課において、平成31年の2月市議会定例会への上程を予定いたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。  最後に、都市計画マスタープランの改定にかかわる市民アンケートの結果概要につきまして御報告申し上げます。  8月の閉会中の本常任委員会におきまして、市民アンケートの実施について御報告をさせていただいたところでございますが、このたび、集計結果がまとまりましたので、概要について御報告申し上げます。お手元の資料では、アンケート結果の概要を取りまとめたものと、アンケート報告書をお配りさせていただいております。時間の都合もございますので、市民アンケートの結果概要のほうをごらんください。  今回の市民アンケートについては、郵送方式による市民を対象としたアンケート2,000通と合わせ、ウェブ方式により、島田市、焼津市、藤枝市の3市にお住まいの方からのアンケートも実施いたしました。郵送方式は961通の回答があり、回収率は48.1%となっています。ウェブ方式のほうは、配信2日で回収目標の500通の回答を得ましたので、その時点で終了といたしました。  まず、2の郵送方式の(1)市のイメージについてです。  約76%の市民は、本市は豊かな自然や水と緑と共生していると感じています。  一方で、「にぎわい、市民サービス等の多様な都市生活機能や企業誘致などの産業振興により、新しい交流が生まれるまち」に対しては、「そう思わない」との回答が多くございました。  次に、2ページをごらんください。  市全体のまちづくりに対する「満足度」、「重要度」について尋ねた結果では、満足度が低く重要度が高い施策として、都市計画の分野では、「大規模地震対策としての避難地・避難路の確保」、「魅力ある商業・業務地の確保・誘導」、「鉄道、バス、タクシー等の連携による持続可能な公共交通体系の構築」、「生活基盤が整備された市街地の形成」、「道路空間のバリアフリー化や歩道等の整備」、「都市下水路の整備や河川・水路改修などの治水対策の推進」などの施策の推進が求められております。  次に、(3)の居住環境についてです。  約69%の方が、今後も本市での定住の意向を示しております。  一方で、日常生活が不便、公共交通の不便さ、住環境の不満や不安から、8%の市民の方が「転出したい」と回答をしています。  次に、3ページをごらんください。  (4)のまちづくりの方向性についてです。  アンケート結果からは、「医療・福祉が充実した【暮らしやすい】まち」、「地震・大雨などの自然災害に強い【防災・減災】のまち」、「子育て・教育環境が充実した【子育てしやすい】まち」、「道路や公共交通網が整備され、市内外に誰もが【便利に移動】できるまち」、「魅力ある商業環境を整えた【にぎわい】のあるまち」といった順でまちづくりを求める意見が多くございました。  次に、空き家問題についてです。  空き家が放置される理由としては、「建物の除却や維持管理に費用がかかる」や、「問題意識が薄い、面倒である」といったことなどの理由が多く挙げられておりました。  次に、4ページをごらんください。  日常生活と交通手段についてでございます。  日常の買い物は、「近所のスーパーや大型店舗」に行くが65%、「自宅から離れたスーパーや大型店舗」が30%と大半を占めておりまして、交通手段については、85%の方が自分で運転または他の人が運転と自動車の利用が高い状況がわかります。  次に、移動手段と公共交通についてです。  公共交通を利用できるようにするため、60%の方が「効果的なバスやタクシーなどの運行」に対する取り組みが必要と回答していらっしゃいます。  次に、コンパクトシティ施策についてでございます。  60%の方が「進めるべき」または「進めた方が良い」との回答がある一方、「わからない」などの回答も32%いただいております。  次に、5ページ以降は、3番のウェブ方式によるアンケートの結果の概要でございます。  まず、3の(1)市のイメージについてです。  「茶畑や大井川鐵道、温泉などの観光資源が豊か」の回答率が35.2%と最も高く、次いで「大井川や森林などの自然環境が豊か」といった回答が21.2%あり、観光資源や自然環境の豊かさをイメージする方が全体の半数以上であった一方で、「まちのにぎわいに欠ける」との回答も19.4%ございました。  回答者の内容を見ますと、観光資源の豊かさでは、市民は6.4%、藤枝市、焼津市の方からは、それぞれ14%以上と差があり、市外の方からは、市民の皆様以上に観光資源の豊かさを市のイメージとして持っていることがわかります。また、市民や焼津市からは、「住みやすい環境」と見られているものの、藤枝市からは、そうでもないと見られている傾向がうかがえました。  また、全体の2割弱の人が、「まちのにぎわいに欠ける」と回答しております。  次に、6ページをごらんください。  2の市の魅力についてでございます。  先ほどもございました観光資源である「大井川鐵道」について、市民が10%と回答しているのに対し、藤枝市や焼津市では、おおむね20%程度が魅力だという回答をされております。そのほか、「お茶」が本市の魅力との回答が多くございました。  次に、7ページをごらんください。  市の課題についてです。  「まちのにぎわいに欠ける」が最も多く、次に「商業・医療・福祉施設などが少なく、住みづらい」との回答が多くございました。  ざっと概要については、簡単ではございますが以上でございます。  今後は、このアンケート結果などを踏まえまして、まちづくりの方向性や都市の将来像、都市施設の整備方針、また地域別構想の策定などの都市計画マスタープランの改定作業に役立てまいりたいと考えております。  なお、このアンケート調査の結果につきましては、市のホームページにおいても公表をしていく予定でございます。  以上、都市政策課から御報告申し上げました。 ○委員長(横田川真人) 次に、建築住宅課から報告をお願いします。  秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 建築住宅課から、(仮称)島田市空家等の適切な管理に関する条例の制定に係るパブリックコメントの実施につきまして御説明を申し上げます。お手元の資料をごらんください。  委員の皆様も御承知のとおり、全国的に空き家が増加しておりまして、島田市でも市に対して市民の皆様から空き家に関する情報あるいは要望が多数寄せられております。年度当初のこの委員会でも御説明申し上げましたとおり、市が自治会を通して行った実態調査では、地域で困っている空き家の件数は81件報告がありました。また、過去3年間、平成27年度から平成29年度でございますが、市民の皆様などから空き家に関する相談があった件数は46件となっております。  このような市に寄せられた情報に基づきまして、市では空き家の所有者を特定し、手紙、電話、訪問などを通じて適切な管理をお願いしているところでございます。空き家の不適切な管理のまま放置されますと、本年のように台風が多い年では、暴風雨による空き家の瓦、外壁などが付近に飛散するおそれがあることに加えまして、こうした飛散によって周辺住民への人的な被害、あるいは飛散物によってほかの建物に被害が及ぶおそれがございます。このため、適切な管理が行われていない空き家が存在する地域の住民の皆様の生命や財産を保護し、生活環境の保全を図ることで、安全安心なまちをつくるために条例を制定したいと思っております。  2の内容の(2)をごらんください。この条例の特徴といたしましては、平成26年に制定されました「空家等対策の推進に関する特別措置法」、通称「空家特措法」と申しますが、こちらでは、台風などに伴いまして、空き家等の瓦や外壁などの飛散により周辺住民に危害が及ぶおそれがある場合において、市町村が緊急的な安全措置を講じる規定がございません。市では、こうした危害等を最小限にとどめるため、市において緊急的な安全措置を講ずることを条例に定めてまいりたいと考えております。  裏面をごらんください。ただいま御説明申し上げました内容を条例と法律の関係図としてお示しいたしております。法律では、特定空家等の認定をした後、助言・指導、勧告、命令、代執行という手順が規定されております。  この法律を補完する内容といたしまして、所有者等の責務、市の責務を規定し、先ほど御説明いたしました緊急安全措置の規定を盛り込んでまいります。  特に空き家の所有者が死亡している場合で、市が相続人を調査している間に台風などの接近が予測される場合は、空き家の適切な管理を指導する時間的な余裕がございません。こうした所有者等の同意がなくても、市が必要な最小限の範囲で危険を回避する措置、いわゆる緊急安全措置を講じるようにすることができるようにするものでございます。  なお、措置に要した費用は、所有者あるいは相続人などが判明した場合は、その相続人に請求してまいります。  1ページ目にお戻りください。  この条例の制定の参考とするため、条例案の骨子をお示ししてパブリックコメントを実施いたします。  期間は、平成30年10月29日月曜日から11月28日水曜日までとなっております。  パブリックコメント実施の周知につきましては、広報しまだ10月号及び島田市のホームページで御案内をしております。  また、条例案の骨子につきましては、市役所本庁舎、金谷南支所、金谷北支所、川根支所の情報コーナーのほか、建築住宅課、市のホームページでもごらんいただけます。  今後の予定でございますが、パブリックコメント終了後、御意見等を踏まえた条例案の修正などを経て、平成31年2月市議会定例会に提出し、御審議をいただきたいと考えておりますので、その節はよろしくお願い申し上げます。  なお、議決をいただいた場合は、本条例を平成31年4月1日に施行したいと考えております。  以上、建築住宅課から御説明申し上げました。 ○委員長(横田川真人) 次に、下水道課からの報告をお願いします。  大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 下水道課では、資料はありませんが、3件の報告となりますので、お時間をいただきます。  1つ目は、川根地区広域施設組合の関係でございます。さきの9月定例会におきまして、組合解散における3月末の打切決算の状況につきまして御承認をいただきましたが、その後の清算処理が終了しましたので御報告いたします。  決算、歳入歳出差引額、9月議会承認2,387万7,358円でした。  3月末の打切決算に間に合わなかった3月に発生した分の支払いとしましては、消耗品、内訳、薬品代、燃料費、内訳、重油代、光熱水費、内訳、電気代、登録手数料、内訳、共有財産とする土地建物所有権移転登記料、検査手数料、内訳、放流水の水質検査料、し尿処理運転管理業務、内訳、運転管理業務委託料、焼却灰運搬費、内訳、焼却し残った灰などで合計で約370万円ありました。  また、組合預金の利子が約2万2,000円、収入としてありました。  これらを精算し余剰金は全体で約2,020万円となります。この余剰金は、基本的には川根地区広域施設組合の解散に伴う取り扱いに関する覚書に定められた割合で配分されることになりますが、川根本町が61.14%、島田市が38.86%で、この余剰金の中には、市町総合事務組合からの脱退清算金、静岡県町村会からの積立配分交付金の2件が、平成15年度以前の清算金として含まれておりますので、この2件につきましては、それぞれの対象年における投入量、負担割合で清算額を算定しております。  ちなみに、島田市分としましては、脱退清算金が41.13%、積立金の配分交付金が38.58%となります。最終的には、島田市の配分清算金は約790万円、川根本町は約1,230万円となります。  この受け入れにつきましては、11月定例会での補正予算の上程を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  また、先ほど、危機管理課からも台風の停電被害の報告がありましたが、市内や近隣市の広い範囲でも強風により停電が発生しております。川根本町でも停電によりクリンピア川根本町でのし尿処理ができず、12月2日の午前中に19.5キロリットルの協力要請がありましたので、協定覚書に基づき受け入れを受諾しております。その後、三津間地区は、その日の夜、10月2日の午後9時30分で停電が復旧したため、クリンピュア川根本町はし尿処理のための稼働運転を再開し、10月3日の朝からし尿処理が可能となりました。このことから、結果的に受け入れた処理量としましては、1日のみで、要請処理量よりも1キロリットル弱少ない18.39キロリットルを受け入れしております。  なお、受け入れしました処理費用につきましては、川根本町が負担することとなっております。  ちなみに、約5万6,000円がし尿処理受託事業収入となります。  次に、2つ目としましては、クリーンセンターの長寿命化工事についてです。  2月の予算説明会でも説明させていただきましたが、今年度から平成32年までの3年間で、老朽化した施設の長寿命化工事を行います。本事業の入札を11月1日木曜日に予定しております。  なお、事業の内容につきましては、11月15日木曜日の全員協議会におきまして御説明をさせていただく予定でおります。  また、11月定例会に工事請負契約の締結について議案として提出させていただく予定でおりますので、よろしくお願いいたします。  次に、3つ目としまして、下水道事業の進捗状況と今後の予定につきましてとなります。  現在、本通五丁目、本通六丁目、本通七丁目、高砂町地区の工事を実施しております。この地区は、年度内に完了する予定で施工しておりますが、地権者との調整や安全対策を講じての施工となりますので、現年度分は繰越を視野に入れながら早期に完成できるよう実施しております。  進捗状況は、9月末現在、本通五丁目、本通六丁目、本通七丁目にかけての繰越分が80%、現年度分は、本通七丁目、高砂町地区で20%となっております。  また、アクションプランにより新たに拡大しました区域の62ヘクタールにつきましては、現在、基本設計と一部の詳細設計を進めております。中溝地区県道横断と向島町の公園付近の一部の詳細設計がまとまりましたら、工事の設計書を作成し、実施に向けて進めていきます。  現在の予定ですが、向島町の事業説明会を12月中に開催する予定で進めております。工事の説明会は、入札により請負業者が決定した後の1月ごろに開催する予定で計画しております。  以上、下水道課から3件報告させていただきました。 ○委員長(横田川真人) 都市基盤部からの報告が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  八木委員。 ◆委員(八木伸雄) 少子化対策の講演ですが、きょうここの場で言いますが、出席をさせていただきます。  これ、市長、副市長も出席しますか。内容は、当然、どういう方向の話をするかというのは承知している。  というのは、以前、公共施設のあり方を国土交通省に来てやってもらって、すごくいい話なのです。職員の皆さんも聞いて。終わったら、金谷の支所に来る、あそこへ何かつくると、いや、これから大変だけれども、市民から不満はあるけれども、今のままの公共施設の数を維持していたのでは、地方自治体はやれませんよと、どうして公共施設を減らすかという、そういう勉強会は、いい勉強をしたなと思ったら、職員の人も聞いてくれたし、我々も聞いたのですけれども、そうしたら、今度、市長が、また金谷に公共施設をつくると出たので、市長は聞いていなかったのかと思いました。あるいは、市長が納得していないのを勝手に事務局が講演したのかと思って聞いたのですが、やっぱり大きな方向を示すには、市長も、議員も、職員も共通認識を持つことが大事なので、これは非常にいいことだと思っているので、前回、やったものと施策が全く逆のことを言い出したので、ちょっと確認してみました。  それともう1点、いいですか。 ○委員長(横田川真人) 今の質問に対して。  大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 市長、副市長、市の幹部の部長にも出ていただいて、これからは今までの都市計画のほうでいきますと、成長路線の設計ではなくて、やっぱり人口減少を前提とした新しいまちづくりの考え方が必要だということでお話を皆さん、上の幹部たちにもさせていただいて行うということで、本省の方にわざわざ来てもらって、本当の国がねらっているところを聞けるのではないかというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 八木委員。 ◆委員(八木伸雄) 非常にいいことだと思います。ぜひよろしくお願いしたいと思います。大変結構なことだと思いますので、共通認識を持ってやるということは、総論賛成各論反対と言いたくなるのだけれども、やっぱりそこをみんなで共通認識を持ってやることは大事だと思います。  1点、下水道課の、先ほどちょっと触れたのですが、川根本町のものを受け入れていたということで、今後、もし受け入れない場合で停電した場合は、汚泥処理場は幾日までストックが可能ですか。 ○委員長(横田川真人) 大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 先日、19日の日に、静岡県西部衛生施設連絡会がありまして、西部地区のし尿処理をされている組合と市の職員の会合がありました。その席でも話があったのですが、実際、非常用電源自体がないということで、そういった扱いで、磐田市だけ非常用電源があったのですが、実際、前処理の16キロリットルしか処理はされていなくて、3日間ぐらいでいっぱいになってしまったみたいです。市民からいろいろ苦情がありまして、その辺の対応をとっていたということは聞いております。
     あとは、携帯電話自体も充電されたところもあったのですが、実際は停電期間が短かったということで、その辺の処理自体に問題はなかったと。クリーンセンター自体も今回は瞬時の停電だけで、あとは稼働していたものですから問題なかったのですが、ストックとしてもし入れるのであれば、その量になってくるのですが、実際、災害が発生した場合に、そこに受け入れるまでの道自体が通れるのかどうか、あとは、処理する業者との連絡もありますので、その辺は密にしながら、また話をしていきたいと考えています。  実際、処理は、日数自体は、多分数日かと思われます。  以上となります。 ○委員長(横田川真人) 八木委員。 ◆委員(八木伸雄) 3日間ぐらいでもたないということで、結局そうなると、ある意味、浄化槽のほうは1週間や、定期検査を、浄化槽はこれでもいいと思いますが、汲み取りの場合などは、汲み取りを頼んで、それをできないというわけにはいかないので、3日停電して満杯になってしまうということは、おちおちトイレも行かれなくなってしまうという状況なので、それは今後、さっきもうちの自主防災会長ではないですけれども、1週間覚悟しようというような、そのぐらいの、非常用電源を入れるか、ストックする容量とか、その辺も今後検討していって、安心してトイレに行けるようにしてほしいと思います。大事なことです。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 今後の課題として検討していきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 先ほどの八木委員が言った講演会の件だけれども、非常にいいことで、私、出席で出してありますけれども、ただ1つ、国土交通省から来てくれるということで、いい話だろうと思うけれども、前にも、昔も、先ほど言ったように、コンパクトシティづくりというのでやったのだけれども、やっぱり私もそのときも聞いていたのだけれども、島田のまち、大井川を挟んで川根、金谷、初倉、六合、ものすごく難しいです。こんな先生の言うことを聞いてやっても、やろうと思わない。できないと思う、絶対に。職員の皆さん、ここへ長く住んで市政をやっている。もっとどうして、島田のまちなど、区画整理で死に体になってしまっている。私はあそこはもう再生できないと言っている。歯抜けになってしまって。やっぱりそういうことも控えて、こんな先生のいいことを聞くなら、それでは、島田は地形がこういうようになっている、大井川、茶畑がすごい、橋やお祭りもある、向こう側はばらの丘があるとか、川根には何があるで、こういうようなことで話をしてくださいというならわかります。私も講習へ行った、何だかんだ行っても、まず島田に当てはまることはないと聞いてくる。確かに、今、島田市で一番少子化時代で、これはいい問題だと思うのでいち早くやったが、その辺も職員も考えて、島田のまちをどう、これだけばらばらのまちをどういうふうにつくるのだということを、ここはあなた方がつくればいいのです。どういうまちにするか、そう思う。参考までにこっちからこっちで島田のまちを、こういうばらばらになっているところを、どうしてどういうまちづくりに一番いいかということを、ぜひ聞くではなくて、部長はじめ課長さん、よろしくお願いします。 ○委員長(横田川真人) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 御指摘のとおりでございまして、我々がちゃんと自分たちのまちの現状の中で、国の方向も踏まえながら、どうやってやっていくかというところを、各部署にまちづくり課がありますので、みんなで考えていく場にしていきたいというふうに考えております。本省の方にも島田市の都市計画図というか、それを見せて、島田市はこのようなまちですという説明はしてまいりました。本省の高浜係長からは、私が話をする前に、あなたが前座をやりなさいということで、私のほうで、今、都市計画マスタープランの中でいろいろな課題を整理、先ほどのアンケートもありましたけれども、そのようなところを少し、島田もこういう課題があるのですというところをみんなでまた御紹介をさせていただいて、御説明をして、我々もこういうところに向かっていかなければならないと思っていますというところまではやらせていただくというふうに考えております。 ○委員長(横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 参考までに、市役所も建てかえる、市民病院もできる、そういうようなこともよく知って話をしてもらえれば、我々聞くほうも、いい話だと。国土交通省の人が来てぽっとやっても、とてもついていけないと思います。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 参考にさせていただいて、いい講演会にしていきたいと思います。  以上です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  ないようでしたら、以上で所管課からの報告を終わります。  それでは、3のその他についてです。  執行当局から連絡事項等がありましたらお願いします。  また、委員の皆さんから、委員会として確認しておきたい事項等がありましたらお願いします。  なお、発言に当たっては、その問題について委員会内で共通認識を持ち、委員間討議につなげていきたいと思いますので、発言の趣旨を簡潔に御説明ください。 ○副委員長(杉野直樹) 委員長。 ○委員長(横田川真人) 済みません、賑わい交流拠点について、今の進捗状況を、10月の終わりごろには会社がどうという話があったものですから、今の現状がどうなっているか教えてください。 ○副委員長(杉野直樹) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 今御質問いただきました。賑わい交流拠点の進捗状況ということですので、まずは市が取りかかっていることとしましては、用地の確保の問題があったかと思います。そちらのほうにつきましては、箇所としてはあと1カ所、地権者の数にしますと2人になりますけれども、その1カ所を除いては、全て用地が取得できました。その残る1軒の方についても、近々、御契約をいただけるものというふうに考えておりますので、今後、建物を建てていく上での底地の確保というところが我々の市の課題ではあったわけですけれども、そちらについてはスケジュールに影響が出ないように確保ができていくことになるということで、まずは御報告させていただきます。  それから、今、運営会社のお話が出ました。現在のところ、私どもが聞いている範囲では、大井川農協さんが主体となって、100%子会社の会社を立ち上げるという方向で調整中と聞いております。この月末に臨時の総代会が開かれるということで情報はいただいております。その中で新会社の設立について、総代会の議決を得た後で、その後に新会社を設立していくということで報告はいただいております。何分にもまだ大井川農協さんの中で処理をしていることですので、今、私どもが聞いている範囲ということでは、その程度になりますけれども、よろしくお願いいたします。 ○副委員長(杉野直樹) 委員長。 ○委員長(横田川真人) その新会社に関して、市のほうはどういうふうなかかわりになるかというのは、方向性はありますか。 ○副委員長(杉野直樹) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 現在のところ、今言いましたように、100%大井川農協さんが出資をする子会社化として設立をしていくということです。  しかしながら、4者の包括連携協定を結んでおりますので、我々島田市としては、その周辺の道水路の整備でありますとか、今言いました用地の確保でありますとか、そういったものは進めてまいりますし、新会社の設立に当たっても、いろいろ協議はさせていただいております。  当初予定しておりました島田市からの出資ということにつきましては、現在、保留という形にはなっておりますけれども、今後の動向を見ながら判断をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 結構です。  平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 情報なのでわからないけれども、最初より大分変わってきたなと私は思います。100%出資と今初めて聞いたのだけれども。  それを市に介入して、もちろんやっている。その中で、100%農協が出資で、市は今後見守るとはどういうことか、もうちょっと詳しく、我々の意識としては、4者がやっていくということをずっと聞いていて、市も入ってやると聞いていたのに、今の情報だと、ちょっと我々会社関係などだとあり得ない、団体とかの報告だと思うけれども、その辺がわからないものだから、まだ詳しくはできないのですね。まあ、いいです。しようがないもの、詳しく話をできなければ、こんなことを聞いても。我々の聞いたことと、今聞いたことが違うということで、詳しく聞きたい、どういうようになっているか。それができないと言うのならしようがない。 ○委員長(横田川真人) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 1つだけ整理をさせていただきます。底地は、今言いましたように島田市が前面に出て用地の確保に努めております。その後に、賑わい交流拠点という建物を建てます。そちらについてはJAさんが主になって建てていくという形になります。一部、大井川流域観光拠点というところを持ちますので、そこについては、どういった形で島田市が負担あるいは協力をしていくかということについては、現在まだ協議中ということです。  それから、その建物ができた後のその中を運営する会社については、今言いましたように新会社という形になりますけれども、運営会社を立ち上げてやっていくということになりますが、そこのところが今、JAさんが、現在のところ、100%出資の子会社化して新会社を立ち上げていくということになります。  当然ですけれども、大井川流域観光拠点というところを持ちますので、そこにつきましては、今現在では島田市が直営で考えているということで御理解をいただければというふうに思います。  まだまだこの先、介入に向けて調整するところが出てくると思います。今後また議員の皆様にも御審議をいただく機会が出てくるかなというふうには思っておりますので、その際にはよろしくお願いいたします。 ○委員長(横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) そういうような説明をしてくれれば、ある程度、我々もわかるのだけれども、ただ、心配しているのは、土地もまだ残っている、とっくに終わっていることです、全部回収というのは。農協さんが、JAさんが出てくるとか、いろいろな耳に入ってくるのが、余り長くなると、悪いうわさばかり出てあれなので、ある程度、長いことかかっているので、その辺を市も4者の中へ入って音頭をとってやった以上は、税金も使った以上は、まだまだ先になる、やめてしまうのではないかという人も中にはいる。理事の中にも反対もいるというような話を、島田市に住んでいていろいろな人から聞くものだから、そういううわさが流れないように、もし市が入るなら、大きな事業なので、筋を、計画何々ということぴしっとやっていかなければおかしいではないかと私は思うのだけれども、その辺をまた頑張ってうまくいくように、よろしくお願いします。頼みごとばかりで、お願いばかりで申しわけないけれども。 ○委員長(横田川真人) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 今、平松委員がおっしゃるとおりだと思います。この事業に関しましては、島田市がしっかりこれからも関与していくつもりでおります。現在のところは、今、JAさん主導で動いているということで、何分JAさんが、今、内部で行っている情報については、聞いている部分もありますけれども、なかなか私どもの口からは申し上げにくいところがあるということは御理解をいただきたいというふうに改めてお願い申し上げます。  それから、先ほども言いましたように、市としてしっかりとしたアクションを起こすというときには、しっかりと議員の皆様はじめ市民の皆様にも御理解いただけるような説明をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(横田川真人) それでは、ほかにございますか。  ないようでしたら、次に、政策課題調査研究に入りたいと思いますが、これ以降は関係部課長以外、退席していただいて結構です。  それでは、暫時休憩といたします。                                休憩 午前11時47分                                再開 午前11時49分 ○委員長(横田川真人) 休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、政策課題調査研究に入りたいと思います。  事前に委員に渡してある経済建設常任委員会における政策課題調査研究の内容の精査、次回で取りまとめを行い、最終日の委員長報告で提言をすることとします。  以上について、委員間討議をお願いします。  以前、メールでも配ってあると思いますけれども、事前に目を通してあると思いますので、これに関して、これはあくまで素案ですので、御意見等ございましたらお願いします。           〔「承認ということだよね」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) これに関して、この委員会の中で何かありましたら。以前、メールでお配りさせていただいてありますので、目は通して……。  いいですか。  八木委員。 ◆委員(八木伸雄) 委員長報告のとおりで。 ○委員長(横田川真人) よろしいですか。 ◆委員(大石節雄) 1点だけ。 ○委員長(横田川真人) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) この後、11月10日に報告会があるけれども、その中で委員会の報告として、これはまだ表に出ていないのだけれども、今、経過としてこれを言っていいということで確認してください。 ○委員長(横田川真人) これについて、閉会後に報告事項ということで考えていたのですけれども、そのとおりで結構です。  ほかにございませんか。          〔「それは委員長報告の件で」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 議会報告会での委員会の報告。            〔「それも使っていい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) この内容を使ってほしいということでございます。  よろしいですか。  それでは、今回はこの程度にとどめ、次回取りまとめということで、開会中の常任委員会のときにこれを報告させていただきたいと思います。  全体を通して、ほかに何かございますか。  ないようでしたら、本日の委員会の委員長報告につきましては、委員長、副委員長に一任させていただいてよろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、そのようにさせていただきます。  以上をもちまして、経済建設常任委員会を終了します。                                閉会 午前11時51分...